「樹木希林」名前の由来。旧芸名はオークションで売っていた!

こんにちは。おんとらです。

樹木希林。

その長い芸歴は世代を問わず多くの人に認知されている要因でしょう。
一時の主役として名を馳せるよりも、脇役として重宝される役者さんのほうが息が長いのかもしれません。

樹木希林さんもその一人、どころか筆頭でしょう。
唯一無二の存在感ですから。アクが強いとも言えますが。

そしてなによりそのお名前です。一度聞いたら忘れない。

きききりん。

芸名とは言えなんとも面白い名前です。

旧芸名は悠木 千帆(ゆうき ちほ)

元々は「悠木千帆」の芸名で活動されていました。後に「樹木希林」に改名、現在に至る。

ただの改名では無く「悠木千帆」を他人に売却している為、初代「悠木千帆」になるのですね。

なぜ改名したのか

1979年。出演した生番組内のオークションコーナーにおいて、自身の芸名である「悠木千帆」を出品。2万円ほどで飲食店の店主に競り落とされる。チャリティーオークションだったそうです。

以降「樹木希林」に改名。

同じ音が続く名前にしたかったとは本人の弁だそうです。また、帰依している宗教の名にちなんでいるとも。

現在

出で立ち、芸風、飄々とした物言いと、あらゆる面で独自の世界に生きてらっしゃる感の樹木希林氏。

数年前に癌の闘病中であることを公表されていますが、まだまだお元気の様に見受けられます。樹木希林氏を見ていると、人生など考え方、受け取り方次第でいかようにもなりそうな気にさえなってきます。

そんな気なってきたとしてもやはり、彼女の様にはいきそうもないなと我に帰る次第なのであります。

ところで。チャリティーオークションで競り落とされた「悠木千帆」。

現在二代目「悠木千帆」を襲名し活動している女優さんがいる様です。

先に権利を買い取った飲食店の店主が、その女優さんに無償で譲ったそうですよ。

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