
「やだな〜、怖いな〜」のフレーズでおなじみの怪談家・稲川淳二さん。
しかし、彼がグッドデザイン賞を受賞した一流デザイナーであることをご存知でしょうか?
今回は、恐怖の伝道師でありながらクリエイターとしても超一流。
そんな稲川淳二さんの、底知れない魅力と2026年現在の活動に迫ります。
*最後に「稲川怪談」を楽しむためのガイドを追記しました。
※当ブログでは商品・サービスのリンク先にプロモーションを含みます。ご了承ください。
1. 「デザイナー」としての輝かしい実績
多くの人が驚く事実ですが、稲川さんは一流の工業デザイナーです。
桑沢デザイン研究所を卒業後、タレント活動と並行して多くのプロダクトを世に送り出してきました。
- グッドデザイン賞の受賞:
1996年。
公共空間用の「車どめ」のデザインで、
通商産業省(現・経済産業省)選定グッドデザイン賞を受賞しています。 - その他の実績: バーコードリーダーの初期設計、店舗の内装デザイン。
さらには独自の「稲川フォント」と呼ばれる書体でも知られています。 - デザイン哲学: 「機能性と優しさ」を重視する姿勢は、
怪談の緻密な構成にも活かされていると言われています。
2. 「怪談」を一つの文化に押し上げた功績
稲川さんが「怪談家」として本格的に活動を始めたのは、実は40代半ばからです。
- きっかけ: もともとはラジオ番組の深夜枠で語った怪談が爆発的な反響を呼び、ハガキが殺到したことが始まりです。
- 独自のスタイル: 「やだな〜、怖いな〜」「おかしいな〜」といった、聴き手の五感を刺激する擬音や独特のフレーズが特徴です。
- こだわりの語り: 絶妙な「間」や、クライマックスで瞬きをしない迫真の演技は、聴く人を一瞬で異世界へ引き込みます。
3. 「怪談ナイト」:夏の風物詩としての歴史
1993年から始まった「稲川淳二の怪談ナイト(MYSTERY NIGHT TOUR)」は、
今や日本の夏の定番イベントです。
- 長寿公演: 30年以上にわたり一度も欠かすことなく開催されています。
- 動員数: 累計動員数は数十万人に達し、サマーソニックなどの大型フェスでも1万人規模のステージを成功させています。
- 演出へのこだわり: 舞台セットや照明も稲川さん本人が深く関わっており、まさに「怪談の総合芸術」となっています。
4. 「現在」の活動(2026年最新)
御年78歳を迎える2026年も、稲川さんの情熱は衰えていません。
- 冬公演の開催: 2026年1月、数年ぶりとなる「怪談ナイト 番外編(冬公演)」が仙台や横浜などで開催されています。「夏とは違う冷たい恐怖」をテーマに精力的に活動中です。
- アートと社会貢献: パラアーティストを支援する「稲川芸術祭」を主宰。2026年にはその活動をまとめた絵画本が国立国会図書館に寄贈される予定です。
- YouTubeとSNS: 公式チャンネルを通じて、若い世代にも「稲川怪談」の魅力を発信し続けています。
稲川淳二氏の似顔絵描きました
描きあげた後、苦笑いしてしまった似顔絵がこちら。

誰だこれ(下手くそ)
まだまだ練習不足です。
腕前がもう少しでもあがったなら、
再チャレンジしたいと思います。
稲川さんは、ちょっと難しかった。
【付録】稲川怪談を120%楽しむためのガイド
1. 読者が実際に「怪談ナイト」へ行くためのチェックリスト
初めて参加する方でも安心!会場の独特な雰囲気を楽しむための準備リストです。
- 羽織るものを1枚持っていく:「恐怖で寒くなる」だけでなく、演出や空調の関係で会場が冷え込むことが多いです。
- 「提灯」や「お守り」などの公式グッズをチェック:会場限定の提灯は、公演中の暗闇で揺らすと一体感が生まれる人気アイテムです(2026年最新グッズも要チェック!)。
- 公演後の「お清め」は忘れずに:稲川さん自身が最後に「お清め」の儀式(手拍子など)をしてくれるのが恒例。これを一緒にやることで、安心して家へ帰れます。
- 怪談とは言え女性一人でも参加しやすいイベントです。
- 早めに会場入りしてセットを楽しむ:デザイナーである稲川さんのこだわりが詰まった舞台セットは必見。公演前からじっくり眺めるのがツウの楽しみ方です。
2. 初心者におすすめ!稲川怪談セレクション3選
膨大なレパートリーの中から、まずはこれ!という鉄板の名作を厳選しました。
| タイトル | 怖さレベル | 特徴・みどころ |
| 赤い半纏(はんてん) | ★★★★★ | 稲川怪談の原点にして頂点。耳に残る「フレーズ」の恐怖はトラウマ級です。 |
| ゆきちゃん | ★★★★☆ | 誰もが経験したことのあるような、身近で切ない恐怖が襲う人気作。 |
| いとこのマンション | ★★★★☆ | デザイナーならではの「空間描写」が光る一品。映像が脳内に浮かび上がります。 |
まとめ
稲川さんが語る怪談が、
ただ怖いだけでなくどこか「切なさ」や「懐かしさ」を感じさせるのは、
彼がデザイナーとして、そして表現者として、常に「人への優しさや思いやり」を根底に持っているからではないでしょうか。
「冬は寒く、夏は涼しく」
季節の移ろいとともに、次はどんな物語で私たちを不思議な世界へ連れて行ってくれるのか。
2026年も、稲川淳二さんの活動から目が離せません。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
おんとらでした。



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