こんにちは、おんとらです。
「ぬるきゃら」、、、間違えました。
「ゆるキャラ」なるものが全国で誕生し続けています。
みうらじゅん氏(一応イラストレーター)によって広く認知されるようになったご当地キャラ。
「ゆるキャラ」もみうら氏が名付け親。
「ふなっしー」や「くまモン」。
「ひこにゃん」「せんとくん」
どれも可愛らしく親しみやすい。
「くん」やら「ちゃん」やらつけて呼ぶのがふさわしい。
だって彼らは「ゆるキャラ」だから。
なのに何なのですか、
河次郎(ガジロウ)
兵庫県福崎町にある辻川山公園。
そこにある池に現れる河童の「ガジロウ」。
ゆるくなどないのだよ。
子供が泣き出すほど恐ろしい容姿の「ガジロウ」。
福崎町は民俗学者の柳田國男の故郷。
柳田國男氏は全国のカッパ伝承を収集したそうです。
その氏の著作に登場するカッパがモデルの「ガジロウ」。
ガジロウには兄弟の兄がいるんだって。
ガジロウの兄、ガタロウは池のほとりで固まっています。
頭にあるお皿が乾いてしまい動けなくなってしまいました。
一方ガジロウは水のなか。
今でも動けるガジロウが、たまに水面に顔をだすのだそう。
ガジロウ、ゆるキャラと紹介される
全然ゆるくないもの。
各自治体などによって生み出されたご当地キャラは、
とりあえずゆるキャラと呼ぶ事にしているのか。
キャラクター自体の「ゆるさ」より、
自治体のキャラクターを作る姿勢をさして、
「ゆるい」と揶揄しての意味なのか。
そこはみうらじゅん氏の話でみないとね。
ニュースでは子供が泣き叫んでいたようですが。
なまはげ並みの効果じゃあるまいか(笑笑笑)。
と思ったらガジロウの造形にはそのあたりの意図もあったのですね。
ご当地ゆるキャラとして、他にはないようなものにしたいと考えたのです。
大成功でしょうこれは!
とりあえず「○○ちゃん」なんて名前をつけて、
可愛いんだか可愛くないんだかのキャラ(本来のゆるキャラのコンセプトはこっちだろうけど)よりも、
ガジロウは破壊力あって忘れないし、近くにいったなら見るために寄ってみるかくらいは思うでしょ。
子供怖がらせてナンボですよ(笑笑笑)。
水遊びする子供たちもむやみに水の中に入らなくなって事故防止になるかも。
子供たちだって尻こ玉抜かれたくはないでしょう?
カッパが欲しがる「しりこだま」とは?
「尻子玉」しりこだま。
人間の肛門付近にありこれをカッパに抜かれると腑抜けになってしまう。
カッパのいたずららしい。しりこだまに相当する内臓器官などありませんよ。
・・・・なんだ、ないのか(ドキドキ)
まとめ
妖怪伝説は大方。
戒めや躾に使われてきたものなのでしょう。
悪いことしてっと鬼が出て怖いおもいすることになるぞ!ってそのたぐい。
危険な水辺で遊んでいるとカッパ出てきてしりこだま・・・
でもカッパに会いたい!って子供が出てきて振り出し、みたいなね。
まあそんなもん。いつの時代も子供は元気。
冒険を求めて外に駆け出します。
ちょっとのヤンチャはご愛敬。
そこから無事に「ただいまー!」と帰ってきた子は、ひとつ成長しているかも。
とは言えここ最近。物騒な事件や無慈悲な事故の報道も度々見かけます。
なかなかに世知辛い世の中になってきてしまいましたね。
いやいや、そんなことより。
ガジロウですよ。
近い将来。ふなっしーやくまモン並みの人気者になるかも?
世界に出て行ったりして。
ありえますね。ちょっと期待してるのですが。
それではこの辺で、また。
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