こんにちは、おんとらです。
先日。この方の著書を購入しました。
初版が2007年なのでちょっと古いですけれども。
「池上彰」氏でございます。
テレビで拝見することも多い池上氏。
あれ?
テレビに出るのはお休みして、
執筆活動などに注力していくようなことをおっしゃっていたような?
ああ、そうか。
たしかに、池上氏が出演される番組のタイトルのイメージは「緊急特番」ですね。
なるほどそうか。あくまでも「緊急」ですものね。
わかります。
あれ?
またやってるぞ緊急特番。
いやいやそりゃそうだよ。だって激動の世の中ですものね。
毎日が緊急だよ当たり前。
さてそんな池上氏。どんなかたなのでしょうか。
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池上彰=フリージャーナリスト
購入した本のカバー袖(巻末)部分に、著者略歴がありました。
・1950年生まれ。
・長野県出身。
・慶応大学卒。
・NHKで報道記者として活躍。「警視庁」「気象庁」「文部省」「宮内庁」など担当。
・NHK「週刊子供ニュース」出演。
・NHK退社後はフリーのジャーナリストとして各方面にて活躍中。
この略歴でほぼ疑問が解消されてしまいそうです。
いやむしろ、ほぼしてしまいました。
あらゆる事に精通されていることに驚いていたのですが、
NHK局員時代に担当された部署をみるに、なるほど納得であります。
もちろんそれに加えてご自身も勉強熱心な方なのだろうことは、当然とは思いますが。
この略歴で僕が気になったのは二点。
NHK局員時代。その「担当部署」と「週刊子供ニュース」です。
その後の(現在の)池上氏活躍の基礎になった部分ではないのかと、思ったからです。
池上彰=「週刊子供ニュース」ではお父さん役
父母に3人の子供の5人家族による時事ネタ報道番組。
そのお父さんに池上氏が扮し、子供たちにも理解し易いような簡単な表現を用いて、ニュースや社会問題を解説する番組。
その体裁は子供向けであるようだが、実際には「他局の報道関係者」や「日本語を学んでいる外国人」などにもみられていたようです。
「外国人」がみていたのは想像に難くありませんが、「他局の~」方たちがみていた意図はなんでしょね?
参考にしていたのかな。
時事ネタをわかり易く解説するのは案外、子供に限らず忙しい社会人にとてっても、有り難いことかもしれません。
ニュースをみたり新聞を読んだり。
たとえしていたとしても、その全てを把握するのはなかなかに困難です。
「TPP」にしても、最近報道でよく耳に目にするものの、説明を求められたら正しく出来る自信ないですから。すなわち理解してないのですね。
日々流れていくニュースのなかで、出てくる単語は、初出ならともかく、2度目からは広くあまねく知られている事を前提に報道されます。
当たり前です。その都度時間や紙面を割いて説明してはいられないのです。
僕の様なズルい大人は、わかっているテイで聞いているだけなのです。
ありがたいですよね、そんな僕には。
池上氏のアイディアではじまった番組らしいのですが、言い出しっぺがやれと言う事で御本人の出演となったそうですよ。
まとめ
難しい話を噛み砕いて話して聞かせる池上氏。
その様子に嫌味が感じられないところが、後のメディア引っ張りだこ状態に繋がった気がしています。
実はこの点、非常に重要だと、おんとらは思うわけです。
選挙特番でも、池上氏の番組が人気になっています。
彼のスタンスである「視聴者が疑問に思う事を率直にぶつける」姿勢が受けているのは間違いありません。
同時に池上氏は自身の意見は混えない事も、そのスタイルにある様で。
あくまでも中立の立場を貫いているように感じられます。
ジャーナリストとして有るべき姿かもしれません。
これからも偏らずに、公平な報道姿勢の池上氏の活躍に期待していきましょう。
それでは、また。
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