スティーヴン・セガール (Steven・Frederick・Seagal)
1952年4月10日生 アメリカ出身
193㎝ 合気道七段
沈黙シリーズでお馴染み
「沈黙の艦隊」などの「沈黙」シリーズでお馴染みのスティーヴン・セガール。
アクションスターとして名高いセガールですが、映画で魅せるそのアクションスタイルは、他のアクション俳優と言われる役者さん達とは明らかに違います。
その違いは格闘スタイルから感じるものだと思うのです。
アクションが売り・得意な俳優として思い浮かぶのは「ジャッキー・チェン」「ジェイソン・ステイサム」。最近の派手なところなら「トニー・ジャー」とか。もっと沢山いますけど。
彼らの特徴は、マーシャルアーツのシーンはもちろん、身軽なことと高い身体能力を存分に活かし、飛んだり跳ねたりのアクションがふんだんに盛り込まれている点でしょうか。それらはスタントマンがやる事も多いでしょうけれども、元の役者さんのイメージからかけ離れたシーンは演出されないでしょうし。
一方セガールさんはどうでしょう。193㎝となっていますが。作中で見る彼も、他の役者さんより頭ひとつ高かったりしますから、カサを増していることはなさそうです。デカイですね。
かなりの大柄、巨軀の持ち主とあって先のアクション俳優達のような立ち回りはちょっと厳しそうです。
実際映画の中で彼が魅せる格闘シーン。自身はあまりその場を動くことなく、悪漢達が彼に襲いかかっては千切って投げられると。
千切っては投げ、千切っては投げ。
なるほど、正に合気道の演武を見ているようです。
セガールは武術家
若干17歳で来日。
元々本国はアメリカで空手をやってはいたようですが、更に日本で英語を教えながら合気道に柔道と日本を代表する格闘技を学ぶ。
同時に禅や仏道にも関心を示した模様。現在の彼は仏教徒だそうです。
合気道に至っては七段の腕前。
七段は凄いですよね。合気道は何級から始まるのでしょう?
何れにしても映画の中で「合気道」を「実践で活用している」風に見せた功績はありそうです。
打撃系格闘技とは一線を画すスタイルの合気道です。流水の如きその動きは、はたから見たならあまりに地味で、その効果(破壊力)とは裏腹に周囲には伝わりにくそうです。
それを他のアクション映画同様に「魅せる」事に成功してると感じます。セガールをきっかけに合気道に関心興味を持たれる方も大勢いることでしょう。
実際に強いのかがファンの間で議論されるのはアクション俳優なら定番ではありますが。
セガールさんはあの巨軀でございます。ましてやあらゆる武術を体得されているとなると、弱いとは言えないでしょう。
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「夜」も強いのか
ちょっと下世話ですが。
彼には日本人女性との間に一男一女で二人のお子さんがいます。
藤谷文子さんと剣太郎セガールさん。
お二人共タレントとして活躍されていますね。
アメリカにもお子さんがいるようで。
計7人の子沢山。素晴らしい。
地元では保安官(補佐)もされているようで。
しかもギター好きで、プロのミュージシャンとしてCDも出されています。
もうこれですもの「強い」に決まっておりますな。
「沈黙」シリーズもお決まりパターンではありますが。
身分を隠したとんでもない奴が、仕方なく事件の沈静化の為に重い腰をあげるストーリーは、お約束とはわかっていても盛り上がるものです。
すでに還暦を越えてしまっているセガール。これまでのようなアクションはもう厳しいでしょうかね。
それとも合気道がベースのアクションならまだまだイケルかも?
年配の達人がヤンチャな若造を苦もなく投げ飛ばすシーンなんてのも見てみたいものです。
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