
こんにちは!おんとらです。
今回はおんとらお気に入りのSF漫画を。
これまた古いですよ。

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お気に入りSF漫画6選
6つしか思い浮かばなかった!!
思い出ししだい追加していきますが。
むしろここで記憶の底から引っ張り出せた5つは、
それだけ印象に残っていたわけですね。
つまらない考察でしたね(笑)、それではいきましょう!
(6つと言ったのに5つ?はて・・・)
『童夢』 大友克洋 1980-1981 全一巻
「堤団地」を舞台にしたサイキックホラー。
マンモス団地で起こる不審な連続死亡事件を捜査する警察官までが不審死を遂げる。
この捜査を指揮していた山川は別の日の夜に団地で誰かの笑う声を聞く。
声の元を追い屋上へたどり着くとそこには「チョウさん」と呼ばれる老人が宙に浮いた姿で現れる。
その後山川も犠牲者として発見された。

この団地に悦子の一家が引っ越してくることで念能力者の闘いが繰り広げられることとなる。
小学生の悦子もまた強い超能力の持ち主であったのだ。
大友克洋氏ならばアキラと思うでしょ?
まあそうなんですけども。
僕個人が先に衝撃を受けた作品がコチラの童夢でしたから。
童夢ってタイトルからして当時少年だった僕は撃ち抜かれてます。
目に見えない力が発動され、
その力にキャラクターが壁に押し付けられる(叩きつけられる)演出が世界に衝撃を与えることとなるこの作品。
ここにも一人、天才がいたのですよ。
日本の漫画エンタメは天才だらけ。

訪れた書店にはアキラももちろん陳列されていたが、
何故か「童夢」に魅かれて購入。
童夢のタイトルと表紙に興味を持っていかれた。
こちらを買って正解だったと今でも思う。
現在は手元にないのでいずれ買い戻したい。
コミック版
『舞』 原作:工藤かずや 作画:池上遼一 1985~1986 全6巻
14歳の女子中学生「久住舞(くじゅう まい)」は母親から授かった強力な念動力を持っていた。
世界を裏で牛耳る秘密結社「十三賢人同盟」は、世界から強力な超能力を有する少年少女を密かに選出する。選ばれた中に日本の女子中学生、久住舞がいた。
闇の組織に狙われる舞と、その彼女の人間性に魅かれ護ろうとする個性豊かな面々が微笑ましい。
が、話は中々に深刻で慈悲もない。
争いを望まなかった舞も、
自身が守りたいものの為に戦う決意をする。

もう何十年も前。美容室で待っている間に読み切ったマンガ。
池上遼一氏の作画は言わずもがなだがストーリーのはかなさにも引き込まれた。
池上氏のあの絵と相まってなんとも言えない寂寥感。
キャラクター全員がなんとも痛々しい。
現在は中古ではあるがちゃんと買い求めて本棚に並べてある。
キンドル版
『アップルシード』 史郎正宗 1985~1989
*原作は凍結中。作者が自ら宣言。いつか再開されることを願う。
総合管理局の内務省部隊「ESWAT」に所属し対テロ作戦などに加わるデュナン・ナッツとブリアレオスの二人。デュナンとブリアレオスはかつて恋人同士だった。
ブルアレオスは全身をサイボーグ化している。
その二人の活躍を描くSFストーリー。
第五次大戦後。どれだけの人類が生き残っているのかもわからない世界を転々としていたデュナンとブリアレオス。
突然二人の前に現れたヒトミの誘いにより、オリュンポスにたどり着く。
オリュンポスは戦後の世界にあって理想郷と言うべき都市であった。
あらゆるものが計算しつくされ完璧に機能しているように思われた理想都市オリュンポス。
しかしその理想郷も人の業からは逃れられなかった。
デュナンとブリアレオスはそのオリュンポスで様々な陰謀に巻き込まれていくことになる。

攻殻機動隊と並んでハマりかけた作品。
世界設定となによりメカやサイボーグの設定にワクワクしたものです。
作品自体は情報量が多くてちと読みにくかったかな。
でも当時少年だったオイラにはむしろそれがたまらなかった。
難しい設定の作品を読んでいる自分に酔っていたのかな?
でもおそらく、半分も理解していなかった模様。
キンドル版 電子版
『銃夢』 木城ゆきと 1990~1995 全9巻
総合電子書籍ストア【楽天Kobo】
空中都市「ザレム」
犯罪も失業もなく秩序が保たれているとされるユートピア。
何本ものパイプラインで空中に吊り下げられており何人たりともザレムに侵入することはできない。
ザレムの下には、
ザレムで消費され排出されたゴミや鉄くずで埋まった「鉄くず町」がある。
物語はその荒廃した「鉄クズ町」から始まる。
この町でサイバネ医師を生業とするイド・ダイスケがある日、鉄くずの山からサイボーグ少女の頭部を発見する。
彼女を持ち帰り蘇生したイドは、
記憶の無い彼女にガリィと名付ける。
自身が何者かもわからないガリィ。
しかし彼女は驚くべき過去と能力の持ち主だった。

プリン大好きマッドサイエンティストなどとにかくクセ強すぎキャラ満載。
ストーリーは重厚かつ非常に重たい。
それでも先を繰る手が止まらないのは緻密な描写によるその作画の魅力のせいかもしれない。
とにかくめちゃくちゃ絵がうまい。
水から上がったガリィが、体に纏わりつく水滴を一瞬で払いきるシーンが案外好きだった。ぶうううう~~んっつてね。
キンドル版 電子版
『コブラ』 寺沢武一 1978~1984 全18巻
平凡で退屈な日々を送っていたサラリーマンのジョンソン。
ある日退屈しのぎにとあるアミューズメントを体験することにした。
脳に直接信号を送り、客の要望に合わせて好きな夢を見させてくれるという。
夢の中のジョンソンは左腕にサイコガンと呼ぶ精神感応銃を持つ凄腕の海賊であった。
彼は賞金首で海賊ギルドに追われつつもその世界で名を馳せる漢であった。
夢から醒めたジョンソンはいたくその夢がお気に入りでご機嫌の様子で内容をスタッフに話して聞かせるが、スタッフはそんな内容の夢は用意してなかったはずだが・・・と怪訝そうだ。
それでもお客さまが満足いただけたならとジョンソンを送り出す。
帰路。夢の中で登場した海賊バイケンと瓜二つの男に遭遇する。
どうせ夢の話だと軽々しくバイケンに話かけるジョンソン。
しかしその言動は冗談ではすまされなかった。
自身の正体を知る謎の男ジョンソンを亡き者にする為部下に彼を襲わせるバイケン。
訳も分からず殺され掛けるジョンソンだったが、その窮地を救ったのは紛れもなくやつ・・・いや彼の左腕に仕込まれたサイコガンであった。
自宅まで逃げ帰るも追手に追いつめられるジョンソン。
その時、いつもは横柄で乱暴、雑な対応でポンコツ呼ばわりのお手伝いロボットの中から現れたのが相棒のアーマロイドレディだった。
血なまぐさい世界から距離を置き整形して顔を変えてまで一般人ジョンソンとして暮らしていたコブラ。
ひょんなことから記憶を取り戻した。
退屈な生活にも飽きたところだ。
相棒レディと共に、
再び刺激的な冒険の世界へ身を投じることになる。

寺沢武一氏の抜群の作画力。
それにしてもこの劇画調のハードボイルド作品が、
少年誌で連載されていたのだから時代かな。
キャラクターのデザインしかり世界観しかり。
当時既に唯一無二。
小学生時分にコレにハマってしまったのだから責任取ってください。
現在はコレクションとして文庫版を再購入中。
バンパイアハンター“D”とコブラはオイラが憧れる漢。
絶対にマネ出来ないけど。
キンドル版 電子版
フィギュア かっちょよろしい・・・
『11人いる』 萩尾望都(はぎお もと) 1975
作者の名前は「はぎお もと」とお読みします。女性作家であり今作品は少女漫画になります。
宇宙大学の入学試験最終テストでの出来事。
試験中は外部との接触が一切不可能な宇宙船に11人の受験生が乗り合わせる。
しかし本来、チームは10人のはずであった。
いるはずのない人物が誰なのかわからないまま、最終試験は進んでいく。
外部とは連絡がとれないまま、残された人物だけで“犯人捜し”をすることになる、
ミステリ作品のようなストーリー。

正直に言いますと。
実は今作品はちゃんと読んだことがありませぬ。
ですがずっと気になっておりまして。
読まれた方々の実際の評価は言わずもがなで。
いや、言いますか。
とても人気のある作品です。
「11人いる!」のタイトルだけで、
どこかざわざわする感覚を覚えます。
いるはずのない人がいる状態、
がこのタイトルだけで既に伝わってくるからです。
早く見つけて読まねば!そしてコレクションに追加だっ!!
キンドル版電子版
まとめ
今回はSF漫画で括ってみました。
執筆中にいくつか思い出す作品もありましたが(ガイバーとかね)、
他のカテゴリーにしようと思います。
アクション、格闘漫画かな?
自己満足全開の記事となっておりますが、
とても楽しく執筆できました。
どうもすみません(へへ)。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
おんとらでした。

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